COWS, the tragedy

2010年5月23日
牛…(いまだに病名が覚えられない)
なんか、状況が複雑で残酷ね。ブランドを守るために何十年もかけてつくってきた「種牛(いい肉の遺伝子を持つ牛で、精子を取るためだけに育てているもの)」を殺さなきゃいけないと言う話。

「一人が犠牲になればみんな助かる」「最小の犠牲で」って言う、映画に出てきそうなシチュエーション。作り話なら英雄として祭られ綺麗に話は終わるけど、現実にはそうはいかない。
人間の都合で育てられて殺される牛もかわいそうだけど、農家の人の悲劇さと言ったら…
人生を費やしてきた宝を捨てなければいけない。
なんだか「自分も一緒に死ぬから」って牛に語ってる絵が思い浮かぶ。そんな事を考える人も出てきてもおかしくないような気がする。


ウィルスは広がったらもはやどうする事もできないからね。
自然の摂理だから仕方がないけど、それに人間の事情や心情が加わってくるからややこしくなる。

狂牛病と言い牛はいろいろ大変だ。

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